小宇宙食堂のこと

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こんにちは、

甲飽沒?

「甲飽沒[ジアバーメイ]?
(ごはん、食べた?)」

これは、台湾の人々が伝統的に使う、挨拶の言葉です。

おいしいものが好きで、食べることを大事に思う台湾の人にとって、「ごはん、食べた?」は、「元気?」や「調子はどう?」と同じこと。

なぜなら食べる、ということはそのまま、元気になる、ということだから。

好きという以上に、食べることで心身の健康を保つという意識が、台湾ではすべての暮らしのベースとなっているように思います。
そんな台湾での食のあり方と、それを取り巻く独自の文化、ふるさとの味を伝えたくて、小宇宙食堂は生まれました。

台湾の家庭料理教室や、食養生・身体ケアの講座などの開催、デリの販売、また、出店やケータリングなど、食べることを軸に、さまざまな活動をしています。

台湾式食養生

からだは、
食べもので
調える。

食養生とは、読んで字のごとく「食で生を養う」こと。

人の健やかないのちは食べることによって成り立っており、食べるものがからだを調え、病までも治すという考えのもと、食材を選び、食事を摂ることをいいます。
食養生は、決して特別なことでもストイックなものでもありません。
大事なのは、ふだん口にするものが自分のからだを作っているのだと意識すること。
食べる、ということにきちんと気持ちを向けることです。

食養生においては、たんにその栄養価のみで食べものを捉えるのではなく、それぞれが持つ性質や、からだに対するはたらきという点から、食材を理解し、関わっていきます。
台湾では、暮らしの中で培われてきた伝統的な食養生が、日々の食事の基本。
家庭の食卓には、薬膳の知恵がごく自然に取り入れられ、必要なタイミングに応じてからだを作る食事を選んだり、ときにからだに不調が出れば、身近な食べものでいたわります。

そういった台湾らしい”食に向き合う姿勢”を伝えていけたらと、小宇宙食堂は考えています。

プロフィール

Lin Sieii

料理活動家、水墨画作家。
南台湾生まれ、北台湾育ち。
国立台湾芸術大学卒業後、留学生として来日。
総合アート修士学位、台湾調理師国家資格、
国際健康養生(女性身体ケア食)専門調理資格、日本いんやんクラブ重ね煮師範取得。

台湾家庭料理教室「小宇宙食堂」主宰。

食べることが好きで、食べてもらうことが好き。幼いころから触れてきた薬膳の知識や、水墨画作家としての独自の感性を取り入れながら、健やかで豊かな食と暮らしの提案をしている。


リンシエ 林資穎
小宇宙食堂 space&deli  / 兵庫県神戸市須磨区須磨本町1-1-3