小宇宙食堂店主であると同時に、水墨画作家としても活動している、Lin Sieiiの個展を開催いたします。

いのちの重みを深く意識することとなった2020年。
自然の強さと、微力な人間としてのバランスを取りながら暮らしていくことになるこれからの世界を思いながら、「生命的完整」というテーマを、さまざまなかたちで表現しました。


丹波焼の窯元で絵付けし焼き上げた、すべて一点ものの陶器。

伝統工芸・和泉木綿の職人さんとのコラボ作品、
太陽と月をモチーフにした手ぬぐい。

命が互いにつながり合うさまを描き上げた、Lin Sieiiの水墨画。

台湾の食養生と食の在りかたを伝える読みもの「人 良 食」。


丹波焼は、本日12/12、オンラインギャラリーにて先行公開いたします。
このサイトでは、丹波焼の窯元、10代目焼き物職人の清水氏とコラボ制作した器をオンライン上でご覧いただけるよう展示いたしました。
ひとつひとつ、筆が流れるままに絵付けした、すべて一点ものの陶器です。
土と釉薬と筆致とが互いに反応し合い、一枚ずつ、それぞれに違った表情が浮かび上がりました。

どれほど都会に暮らしていようとも、自然の一部として存在し、
輪のようにつながりあって育まれている生命のひとつである、わたしたち。
器を介してLin Sieiiが描き上げる世界は、自然に生まれ出る線やにじみを生かし、まるで息をするように、絵筆の赴くままに表現されたものです。

ONLINE GALLERY

こちらのオンラインギャラリーよりご覧いただけます。
ご希望の器をお選びいただき、ご購入いただくことも可能です。
また、ご意向に応じた受注制作もいたしております。
ご購入は、こちらのサイト内Show & Orderのページよりお進みください。

実物を手に取っていただけるちいさな展示会は、12/15より、小宇宙食堂 space&deli 2Fスペースにてはじまります。
コロナウイルス感染拡大防止の観点から、事前のご予約をおすすめいたします。
混雑時には、順次ご案内させていただきますので、1階でお待ちいただく場合もございます。あらかじめご了承いただけますと幸いです。
マスクのご着用、手指の消毒などご協力お願いいたします。

なお、「人 良 食」no.2誌面にも出てくる「糯米腸(もち米ソーセージ)」を実際にお召し上がりいただける定食を、スペシャルメニューとして、展示期間中ご用意いたします。
日本ではなかなか食べることのないもち米ソーセージ、ぜひこの機会に出会ってみてくださいね!

12/19には、「人 良 食」no.2『まるごとが、やっぱりいい。』を発行いたします。
前号よりずいぶん時間が空いての発行となってしまいましたが、2冊めとなる今号では、いのちとしての食べものを“まるごといただく”ということをテーマに編み、48ページとボリュームも増え、さらに読み応えのある号となりました。
特集では、台湾の食卓から知恵をもらったモツ料理の基本の下ごしらえとそれを使ったレシピもご紹介しています。

1年のしめくくりに、ゆっくりとお楽しみいただけたらと思います。